多くの企業ブースが集まるEXPO会場も熱い!各社ブースの様子を写真多めでご紹介 データ関連企業編 #AWSreInvent
こんにちは、兼本です。
現地時間2024年12月2日から12月6日までラスベガスで開催されたAWS Re:Invent 2024 。
キーノートやセッションなどさまざまなアップデートや新情報が目白押しのイベントですが、AWSとのシナジーを生み出す多くの企業が出展するExpo会場も熱いです!
本エントリでは会期中に私が訪問したデータ関連企業のブースを写真多めでご紹介いたします。
ダイヤモンドスポンサー
databricks
databricksは、Apache Sparkを基盤とし、データエンジニアリング、データサイエンス、機械学習を一元的に支援するクラウドベースのデータ分析プラットフォームです。
databricksが提供するレイクハウスプラットフォームは、データウェアハウスとデータレイクの利点を統合し、構造化・非構造化データを一元管理できます。
当社クラスメソッドでは、databricks社製品をAWS Marcktplace経由でご提供することが可能となっております。
Salesforce(Tableau)
Salesforceは、企業の顧客関係管理(CRM)を中心としたプラットフォームですが、本イベントでは2024年9月に発表したAIエージェント「Agentforce」を中心とした展示となっておりました。
当社クラスメソッドはSalesforceが提供するデータ可視化(BI)ツールであるTableauのライセンス販売、技術支援を提供しています。
余談ですが、宇宙服を着たクマのCodeyは、Snowflakeの「彼」に見えて仕方ありませんでした。
Snowflake
Snowflakeは、大規模なデータの分析と管理を効率的に行うクラウドデータウェアハウスの先進的なプラットフォームです。
日本からも数名のエンジニアや営業の方がブースで対応されており、日本から来場された方向けのサービス紹介を積極的に行っていました。
当社クラスメソッドでもSnowflakeのライセンス販売および技術支援を提供しています。
特にSnowflakeに関しては、複数のSaaSを組み合わせることで高速にデータ分析基盤を構築する Modern Data Stack(MDS)関連サービスとの組み合わせでご提案することを得意としています。
これも余談ですが、おなじみ(?)のスキーゲームはVRゲームっぽい感じにアップデートされていました。
ゴールドスポンサー
Immuta
Immuta(イミュータ)は、データアクセス管理とプライバシー保護を強化するプラットフォームです。
組織内のデータセキュリティを強化し、データの共有とプライバシーを統制します。
マルチクラウド環境下で利用するイメージが強いImmutaですが、ブースの担当者と会話したところ、AWSにはRedshift以外にもAthenaやEMRのような複数のデータ関連サービスがあり、Immutaはこれらのサービスに対するデータ保護とコンプライアンスを統一プラットフォーム上で一元管理できるというメリットを教えてもらいました。
Immutaについては、当社クラスメソッドでもMDS関連サービスのひとつとしてライセンス販売及び技術支援を提供できます。
Starburst
Starburstは、大規模なデータウェアハウジング環境で高速なデータ分析を実現するプラットフォームです。
多様なデータソースからデータを高効率にクエリし、複雑な分析タスクを迅速に処理します。また、Starburstはデータウェアハウジングの多様なプラットフォームに対応し、企業は異なるデータストレージ環境で一貫した分析エクスペリエンスを得られます。これにより、Starburstはデータ駆動型のビジネス戦略を強化する重要なツールとなっています。
ブロンズスポンサー
Dagstar Labs
Dagstarは、データパイプライン管理とオーケストレーションを強化するプラットフォームで、データの流れをグラフィカルに表現し、依存関係とスケジューリングを明確にすることで、データパイプラインの信頼性と効率性が向上し、エラーの減少に繋げることができます。
Dagstarに関してはDevelopersIOでもいくつかの記事ご紹介しておりますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
dbt Labs
dbt Labsはデータ変換と分析の自動化を強化するdbt(データビルディングツール)プラットフォームを提供しています。
dbtの主要機能は、データエンジニアがSQLベースのモデルを作成し、データの変換ロジックを再利用可能でテスト可能な形式で管理できるようにすることです。
また、
- データの品質と一貫性を向上させ、データサイエンティストと分析家がより効率的にデータを分析できるようにする
- データ変換プロセスを視覚的に管理し、依存関係を明確にすることで、データパイプラインの複雑さを軽減する
といったデータ駆動型のビジネス戦略を強化し、組織がデータに基づいた意思決定を行えるようにする重要なツールです。
当社クラスメソッドでもMDS関連サービスのひとつとしてdbtのライセンス販売及び技術支援を提供しています。
また、DevelopersIOに多くの記事が公開されています。
Denodo
Denodoは、データ統合プラットフォームで、多様なデータソースを統一されたデータアクセスインターフェースで結合し、データの相互運用性を向上させます。
様々なデータを仮想的にモデリングすることで、複雑なデータ環境をシンプルにし、企業がデータ駆動型のビジネス戦略を実施するための重要なツールです。
Fivetran
Fivetranは、多様なデータソースからデータを自動的に抽出し、データウェアハウジング環境に同期するデータパイプラインサービスです。
とくにFivetranは、データの変換や加工を必要とせずにデータを自動的に同期するため、データエンジニアの労力を大幅に軽減でき、データ駆動型のビジネス戦略を強化して、組織が迅速にデータに基づいた意思決定を行うための重要なサービスとなっています。
当社クラスメソッドでもMDS関連サービスのひとつとしてFivetranのライセンス販売及び技術支援を提供しています。
また、DevelopersIOに多くの記事が公開されています。
Showcase Sponsor
Alteryx
Alteryxは、データ分析ツールのひとつとして、データプレパレーション(前処理)からデータ分析、機械学習までをトータルに支援することが可能です。
さらに、ノーコードかつわかりやすいユーザインターフェースを持つツールであることから、MS Excelのようなスプレッドシート上で多くのデータを利用する業務ユーザがデータ加工や前処理などの効率化に導入するケースが多くあります。
当社クラスメソッドでは、Alteryxのライセンス販売及び技術支援を提供しています。
また、DevelopersIOに多くの記事が公開されています。
Cube
Cubeは、最新のデータストアからデータにアクセスし、一貫性のある定義に整理して、あらゆるアプリケーションに配信するためのユニバーサルセマンティックレイヤーを謳っています。
セマンティックレイヤーとしては、Lookerが提供している「Look ML」やdbtが提供する「MetricFlow」などがありますが、 Cubeがこれらの先行プロダクトに対してどのようなアドバンテージを打ち出すのか興味は尽きません。
参考までに日本への進出について軽く聞いてみたところ、今はまだ時期尚早というような回答をもらいました。
monte calro
データオブザーバビリティ(データの品質と可観測性を向上させる)ためのプラットフォームです。
生成AIや機械学習など、企業が様々なデータを利用するケースが増えていますが、monte calroを利用することで、データの品質をリアルタイムに観測し、問題があれば管理者に通知をすることが可能となります。
社名からの検索性が低いので、公式サイトへのリンクを記載します。
最後に
EXPO会場には数百の企業が出展しており、ここでは紹介しきれなかったサービス・プロダクトがまだまだありますので、引き続き新しい製品をご紹介できるようにしていきます。